社会人が通信制大学に進学する際の不安とその解消のしかた

開いた本とノートとペン 大人の勉強

「高校卒業後に就職したが先行き不安な世の中なので大卒の学位を得てキャリアアップしたい」

「非正規雇用から抜け出して安定した暮らしをしたい」

「同世代が多かったり経済的な事情などで大学進学をあきらめたけど、ほんとうは大学に行きたかった」

そのような思いを抱えて社会人生活を送り、通信制大学への進学を検討している方も多くいると思います。わたしもそうでした。

しかし、今の生活がある中で通信制大学で勉強をするのは「むずかしそう」とか「自分にできるだろうか」と不安になりますね。

プロフィール
author:とりの とさか
・元ひきこもりで高校中退。
・18歳で大検(現・高卒認定)取得。
・社会人として働く中、一念発起し40代で通信制大学に入学。9年かけて大学を卒業。
・経営情報学 学士

今回は「社会人が通信制大学に進学する際に不安になること」について

・通信制大学を4年で卒業することができるのか
・通信制大学の勉強についていくことができるのか
・仕事をしながら通信制大学の勉強をする時間をとれるのか

の3つを取りあげてその不安の解消のしかたをお伝えいたします。

通信制大学に進学し卒業することで、多くの学びを得て将来の可能性をひろげることができます。
あなたも通信制大学で自分の可能性をひろげてみませんか?

社会人だけど通信制大学を4年で卒業できるのか不安

「四年制大学」と言われるように「大学=四年で卒業」とみなさん思っています。しかし、焦らず時間をかけて卒業を目指すこともできます。学校により最長年限が違いますが、8年から長いところでは12年間在籍できる学校もあります。

もちろん時間は有限ですし、年数がかかれば学費も相応にかかります。しかし、人生の中にじっくり何かに取り組む時期があってもいい、と大きくかまえましょう。

社会人だけど通信制大学の勉強についていけるか不安

勉強が苦手だと通信制大学のカリキュラムについていけるか、不安になりますよね。

まず、大学での勉強は、中学や高校までの暗記中心の勉強とは違います。この問題についてどのように考えているかを自分で考えて、レポートなどに書くことが問われます。

「問題をどのようにとらえるか」は社会人の人生経験が通信制大学での学習におおいに役立ちます。また、自分が経験したことに理論を体系付けるので理解がしやすいです。

昭和から平成を生きてきた中年であれば、いまは歴史として勉強することの経緯を実際に見ています。例えばバブル経済やリーマンショックなど若い学生が古い歴史として学ぶことも、すでに生きて見聞きして記憶しています。

スクーリング(対面授業)の際には、先生と年齢が近いので先生へ質問することの心理的ハードルが下がります。もちろん敬意を持って接することは重要ですが、日頃から上司と話すことも多い方ならば、10代の頃と比べると緊張しすぎずに先生と話せるのではないでしょうか。

忙しい社会人が仕事をしながら通信制大学の勉強をする時間を作れるのか不安

「毎日仕事をして疲れて帰ってきて勉強をするのはなんだか大変そう・・・」って思いますよね。わたしもそう思いました。

しかし、勉強する時間は自分で作るしかありません。1日24時間のなかで何に時間を使うかは、自分で工夫してコントロールする必要があります。

年を取るにつれて体力もなくなりいろんなことを並行して行えなくなります。

今が一番若い!今が一番頭も働くのです。

スマホでSNSや動画を見たりする時間を減らしてその分を学びにあてることで、一生の財産を得ることができる、と前向きに考えましょう。

社会人が通信制大学に進学する際の不安は実際に学ぶことで解消できます

わたしも社会人として働いているので、通信制大学に入学する前は「自分にもできるだろうか…」と不安になりました。

しかし実際に通信制大学に入学して、ペースは遅くとも少しずつ積み上げることで通信制大学を卒業することができました。

通信制大学で学ぶことで、多角的に物事を見ることができ、仕事にも役立ちます。

いままでやったことがないことをするのは勇気がいりますが、思い切って飛び込むことで新しい知識や経験は得られます。

あなたが一歩踏み出すことを応援しています。

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