「プロ野球選手って引退した後は解説者とか球団のコーチとかになるんでしょ?」
「そういえば、こないだ引退したあの選手はその後どんなことをしてるんだろう?」
プロ野球選手は厳しい競争の世界。一軍の舞台で活躍をするために日々の努力をしていても、ケガや年齢からくる衰え、成績の低迷、そして若手の台頭などでいつかは引退します。
けれども、試合で野球をしている姿だけではなく、熱心に練習している姿やファンサービスの時の人柄の良さなどを見ていると、プロ野球選手を引退してもその後の活躍を応援したくなりますよね。
今回はプロ野球選手を引退後に自分の会社を起業し、YouTubeなどでも活躍している北海道日本ハムファイターズの元選手の
・斎藤佑樹さん
・杉谷拳士さん
・新垣勇人さん
のプロ野球選手を引退後の仕事についてお伝えします。
author:とりの とさか
・野球大好き!
・北海道日本ハムファイターズをこよなく愛する道民
・武田勝さんから沼にハマり、ファン歴かれこれ10年以上
・他球団もほのぼのと応援する平和主義者
3人の「野球界に恩返しをしたい」という思いや、起業家として野球以外のいろいろなことに挑戦する姿を見ると「自分もがんばろう!」というポジティブな気持ちになり、新しいことにチャレンジする勇気もわいてきます。
野球好きの方はもちろん、野球についてあまり詳しくない方にも興味を持ってもらえたらうれしいです。
斎藤佑樹さんのプロ野球引退後の仕事(元日ハム投手)
早稲田実業高校時代には「ハンカチ王子」と呼ばれた甲子園のスター、斎藤佑樹さん。早稲田大学を経て、2011年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。2021年のシーズンを最後に現役を引退しました。
プロ野球選手を引退後、斎藤佑樹さんは写真家として自身の写真展「引退後の景色」を開催しました。彼が愛用しているカメラで撮影した北海道の自然や、少年たちが野球をしている情景などさまざまな写真が展示されていました。
また、斎藤佑樹さんは「株式会社斎藤佑樹」という自身の名前をつけた会社を設立し、「野球未来づくり」をかかげて活動しています。
斎藤佑樹さんのYoutubeチャンネル「斎藤佑樹ch」では、少年野球専用の球場を作ることを目指してがんばっている姿を見ることができます。どんな球場ができるか楽しみですね。
野球場作りの先輩でもある日ハム元監督の栗山英樹さんとの対談は、見てるわたしたちにも学びが多いです。
杉谷拳士さんのプロ野球引退後の仕事(元日ハム内野手)
杉谷拳士さんは、帝京高校時代には甲子園に3度出場し、2009年に北海道日本ハムファイターズに入団。2019年5月23日の楽天戦での「史上19人目の左右両打席本塁打」は、「スギノール」というヒーローインタビューでの言葉とともに印象深い活躍でした。
2022年に現役を引退、翌2023年に自身の会社である「株式会社ZENSHIN CONNECT」を設立しました。
野球選手時代から明るいキャラで人気があった杉谷拳士さん。野球ファン以外にも愛される人柄はTVのバラエティやトーク番組にも引っ張りだこです。また、スポーツの解説では野球以外の競技も取材し、真剣かつ一生懸命に、常に選手をリスペクトしてわかりやすく伝えてくれます。
杉谷拳士さんのYouTubeチャンネル「SUGIYA no YouTube」では、元チームメイトなど親交のある選手との対談や野球道具の工場の裏側などを紹介しています。笑えるものから真面目なものまで、バラエティーに富んだ動画は見る人を元気にしてくれます。
新垣勇人さんのプロ野球引退後の仕事(元日ハム投手)
新垣勇人さんは社会人野球の名門・東芝から2013年に北海道日本ハムファイターズに入団しました。2018年に戦力外通告を受け現役を引退、2019年から2022年までは東芝野球部で投手コーチをつとめました。
2020年に合同会社カキシードを設立。オリジナルグッズ販売の収益で少年野球チームに野球道具を贈るチャリティー企画や野球教室などを通じて、子供たちに野球の楽しさを伝えています。
また、2022年から開始したキッチンカー「KAKILAND」では、ファイターズの試合会場や沖縄キャンプなどに出店し、ホットドッグなどの軽食やスイーツ、ドリンクなどを販売しました。
2023年のエスコンフィールド北海道の開業とともに球場内に出店。選手とのコラボメニューやバナナジュースが名物となっています。また、ススキノにはカフェバー「お酒とパフェ Kakiversary」を開店。新垣勇人さん自ら接客をすることもあるので、まさに「会いに行ける日ハムOB」です。
また、新垣勇人さんのYouTubeチャンネル「新垣勇人の一休入魂チャンネル」では、野球の魅力を伝えるだけでなく、見る人に笑いと楽しさをお届けしています。
北海道日本ハムファイターズの元選手のプロ野球引退後のセカンドキャリアを応援します!
華々しいプロ野球の第一線からは引退しても、新たな人生を歩む姿はわたしたちを勇気づけてくれます。また、プロ野球選手を引退後に新たな場所で成功することは、野球以外の世界とのつながりが深まり野球界の多様性を広げてくれます。
ファンにとっても元選手のセカンドキャリアを引き続き応援できることは幸せなことです。
応援することで誰かの役に立つことができる。
応援することで自分もがんばれる。
応援のチカラは、きっとあなたを前向きな気持ちにするでしょう。